第3回はピアノを両手で弾けるようになる方法です!
ピアノを両手で弾くことは、初心者にとって最初の挫折しやすいポイントです。
しかし、今からの解説をマスターすることによって、多くの人が両手で弾けるようになるでしょう。
初歩的なことですが、ぜひ最後まで目を通してください!
左右バラバラに動かそうと考えない
じっさい、どうやったら左手と右手で別々の動きができるようになるのかを解説していきます。
その方法は、、、
別々に動かそうと考えない!
です。
ピアノを弾いているとき、右手と左手で別々の動きをしているように見えて、
実は右手と左手を連動させているだけなのです!
どういうことか、これから具体例を出して説明します。
まず、この動画を見てほしいです。
この動画は、低いほうのドを左手で、高いほうのドを右手で演奏したものです。
これを演奏するとき、多くの初心者の人は、初めに左と右を別々に考えてこんがらがってしまいます。
誰でもはじめのうちは別々に考えて動かすことは不可能に近いです。
そうだとしたら、どのように考えるべきでしょうか。
その答えは、「左と右を連動させて考える」ということです。
どういうことか詳しく説明すると、この演奏の場合、
① 左手と右手で、ドを1回おす
② 右手だけでドを2回おす
③ ①と②の繰り返し
①から③を繰り返すことによって頭の中がごちゃごちゃにならず、演奏することができます。
このように、ピアノを演奏するときに重要なことは、
どのタイミングで左手と右手を同時に押すか
を把握することです。
右手と左手を同時に押すタイミングを把握する!
これを理解できたら、次は実際の曲で確認してみましょう。
下の動画は、ピアノ独学道場②で登場した、千本桜のサビの簡単バージョンです。
ブロックに1と書かれているところが、右と左を同時に押すところです。
右手は主旋律のためリズムはバラバラで、右手は副旋律のためリズムは一定です。
そのため、両手で演奏するためには、別々で考えなければならないと考えてしまいます。
しかし、上記のように考えることによって、別々だと考えていた左手と右手の動きが連動され、
簡単に両手で弾くことができるようになります!
まとめ
・右手と左手を同時に押すタイミングを把握する!
今回の内容は、両手でピアノを演奏する考え方の根本を解説しました。
これからの内容は、今回の考え方を理解していることが大前提で解説していきます。
そのため、今回の内容を何度もリピートしてしっかりと定着させましょう!
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